以前、株式指数先物のデータを購入したことがありました。
いろいろなインターネットサイトを調べての購入でしたが、やはりそのようなデータというのは海外のサイトで提供されていました。
当然と言えばそうですが、日本のサイトで提供されているのは日本の株式指数のみで、海外のものは扱っていないという感じでした。また、それほど細かい時間間隔のデータは提供されていませんでした。
そこで、あるアメリカのサイトで株式指数先物のデータを購入をすることに決めました。アメリカのニューヨークダウ、S&P500、RUSSELL2000といった株価指数や、その先物商品の数年間のデータが入っているというものです。
こういった各データは、特定の証券市場のものだったり、あるタイミングでデータが打ち切られていました。おそらくこれはデータ会社と証券取引所との契約関係にあるのでしょう。株式指数データを取得して販売する時は、一定の販売料を取引所に支払わなければいけませんので、その契約関係が打ち切られたということかもしれません。この手の事は最近よく行われている、証券取引所の合併がさらに行われれば解消されていくのでしょうね。
さて、販売者はアメリカ人のようでしたが、とても気前良く販売してくれました。インターネットでダウンロードすればよいので購入は本当に簡単なものです。契約をしてお金を支払うとメールが送られてきて、そのリンクをクリックしてログイン、膨大な量のデータをダウンロードすることができました。
ダウンロードシステムはもちろん海外のものですが、システムとしてはとても整備されています。やはり世界でかなりたくさんの人々が購入するのだろうと感じました。私としては、このようなシステムは取引所が無料で提供すればよいのにと本当に思います。インターネット上にはあまりそのような意見を見かけないですが、今後はそのようなことが訴えられることになるかもしれません。
ロイター・ジェフリーズCRB指数という指数があります。これはアメリカの商品先物取引所で取引されている国際的な商品先物の価格を基準にしたもので、作物類、金属類、エネルギー類、肉類など19品目の先物商品を基準にして構成されており、1667年を100という基準にして現在の数値を表します。
Commodity Research Bureau社(CRB社)によって28品目の先物商品による構成として、1957年に始まりその後銘柄の入れ替えや追加などによって現在のものになっています。この指数はインフレ率の先行指数としてとらえられています。実際にこの指数が上昇するときには、アメリカの物価が上昇する傾向があるようです。
またナスダック平均、S&P500、ニューヨークダウなどの株価指数とも大きく関連性があります。債権のような他の投資分野で買いを入れることができない状況では、先物商品に買いが入ることもあります。
アメリカの先物市場は世界各国の先物商品が取引されたりしていますのでとても巨大です。そこでの取引は世界経済に影響を与えるといえるでしょう。またアメリカでは日本よりも証券取引が発展して国民生活に密接になっていますから、この指数の状況というのはアメリカの経済とよく関係しているということが言えます。今後株式指数を調べるときには、このロイター・ジェフリーズCRB指数を参照してみるとよいかもしれません。
ロイター・ジェフリーズCRB指数はある意味で最も経済の実態を洞察できる指数といえるかもしれません。元々先物取引とは大坂の堂島での米の売買から始まったものですが、証券上の取引としてはあまり普及していないといえるかもしれません。ロイター・ジェフリーズCRB指数も日本ではあまり知られていないかもしれませんが、今後のアメリカの影響力の強まる中でさらに重要なものとなるのではないかと思います。
アメリカのダウジョーンズ工業平均指数は、「NYDOW」「ダウ平均指数」、「ニューヨークダウ」などと呼ばれ、アメリカで最も有名な株価指数であるとともに、世界経済全体に大きい影響を与える指数でもあります。日本もヨーロッパも、このダウ平均指数の影響を大きく受けている程、影響力の強いものです。
日経平均先物でも、仮に取引を持ち越したりする場合はその日の「ニューヨークダウがどれだけの結果になるか」ということを推測することが必須になります。これが読めていないと、あまり高倍率で持ち越しするというのはとてもハイリスクになります。
この記事を書き始めた時、ニューヨークダウは12,657.20となっていて、完全にリーマンショックから持ち直したような形になっていました。ニューヨークダウは上昇気流にあるという流れですね。このしばらく前までは、ギリシャの経済危機の影響を受けていましたが、完全にそれも克服した形になっています。
現在のアメリカはIT産業などが発展していて、外交的にも比較的安定しています。この状態が今後も続くならば、今後もニューヨークダウは上昇し続けるかもしれません。最近は中国経済の影響が大きくなってきていると言われますが、中国での利上げによって冷却され、中国の株価指数も落ち、ますますニューヨークダウの影響力はさらに大きくなったといわれています。
アップル社やグーグル社のような、これまでの常識を破る事業展開をする企業は、これからも際限のないようなパワーを発揮するでしょう。ニューヨークダウは大企業が構成銘柄となる指数ですが、そのような新興の企業が発展を続けるということで、それに影響され、これからもさらに繁栄するでしょう。またそのような新興企業銘柄が新しく構成銘柄に採用されるというようなことがあるかもしれません。それらの企業は経営上の理由からそれを拒むかもしれませんが。